ビットコインを使って資産運用を始めたいと考えている人は少なくありません。
しかし、その仕組みを十分理解しておかなければ、思ったように増えないばかりか逆に損をしてしまうこともあります。
まず、ビットコインの取引所でビットコインを購入することになりますが、国内の取引所よりも海外取引所の方は流動性が高く売買がしやすいと考えられています。
ただ、海外取引所を利用するためには海外に送金しなければなりません。
日本円から海外への送金ですから、ビットコインの範疇ではなく時間がかかってしまうのです。
それを避ける方法として一旦国内でビットコインを購入して内部通貨に交換しておきます。
この通貨を利用して海外の取引所で取引をするのです。
もちろん、最終的には日本円に戻すとしても、一時的には内部通貨での資産運用を考えることになります。
そのリスクが全くないわけではありませんが、ビットコインの暴落が発生すると考える必要はないでしょう。
仮想通貨はレートの変動が激しいと考えられていますが、それは気軽に売買ができるからです。
市場の思惑がそのまま価格に反映されるために、このような状況になるのです。
ドルや円などの通貨はそれぞれの国の銀行などが売買を制御している面があり、極端な変動が避けられているのです。
通貨の表面だけを見ると仮想通貨と一般の通貨に基本的な違いはありませんが、最終に価格を保証してくれる機関が存在しているかどうかが大きな違いとなっています。