世界で流通している通貨はたくさんありますが、その中でリップルが注目されているのは特別な特徴があるからでしょう。
もちろん、リップルとは通貨の交換システムのことであり、それを開発した会社の名前です。
通貨ではありません。
しかし、日本円をリップルに替えることができ、またその逆もできますから通貨としての性質を備えています。
それが投資対象となると判断した人たちがリップルを売買しているのです。
本来、リップルは通貨としての役割は持っていません。
しかし、売買は成立しますから、投資対象となります。
リップルが特別に利益を上げやすいわけではありません。
それでもこれまでにない通貨と感じる人は、そこに注目するのです。
世界中で行われているFX取引は安定した通貨がほとんどです。
もちろん、政情が不安定になれば通貨は暴落するでしょう。
しかし、その確率はかなり低いため、日々のわずかな変動で利益を得ることがFXのやり方と言えます。
リップルはその役割から急激に変動することは考えにくく、取引対象としては悪くありません。
また、仮にリップル社が倒産したとしても、その貨幣システムだけは残るのではないかと考える人も少なくありません。
データの転記ができればいいのですが、そのままでは難しいでしょうから、一時的には無価値になるでしょう。
その後、何かをきっかけにして復活すると言う流れです。
為替取引や株取引を行う人は、市場動向に敏感であり、そうでなければ続けられません。